女児いじめで報告書公表、滋賀

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共同通信

 滋賀県湖南市の市立小に通っていた女児がいじめを受け、市教育委員会がいじめ防止対策推進法の「重大事態」に認定したが調査報告書を公表していなかった問題で、市は27日、1月に作成した報告書を市ホームページで公表した。女児の両親が「再発防止に向け公表してほしい」との意向を示していた。

 報告書によると、2022年5月、当時小学4年だった女児は、同級生の男児2人から「死ね」「ブス」などと書かれた手紙を渡され、以降75日以上欠席。校長に対し「死んでやる」など自殺をほのめかすこともあり、心的外傷後ストレス障害と診断された。

 市教委は第三者委員会を設置して報告書を作成したが、公表しなかった。