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共同通信
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【ロンドン共同】デンマークのラスムセン外相は30日のデンマーク公共放送とのインタビューで、イスラム教の聖典コーランを燃やすなどの「侮辱行為」が相次いでいることに対し、法的に禁止できる措置の検討を進めていることを明らかにした。
ラスムセン氏は表現の自由は大事だとした上で、自由には限度があるとして「他国をあざける行為に終止符を打つ」と強調した。
首都コペンハーゲンのイラクやエジプトなどの大使館前で反イスラム教思想の男性数人がコーランを燃やし、ラスムセン氏によると30日だけでも5件が発生。イスラム諸国から強い反発が起きている。