コロナ助成金詐取疑い12人摘発

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共同通信

 新型コロナウイルス対策の国の緊急雇用安定助成金1億7千万円超を詐取したとして、大阪府警は31日までに、詐欺容疑で無職中山力容疑者(36)=大津市追分町=と無職柴田正義容疑者(42)=堺市東区南野田=ら30~40代の男女5人を逮捕、30代の男性7人を書類送検した。

 府警によると、中山容疑者と柴田容疑者が中心となり、知人を含む他10人と架空の事業者を装うなどして、虚偽申請していたとみられる。借金の返済や生活費に充てていたという。

 12人の逮捕、書類送検容疑は、東京と大阪の労働局に虚偽申請し、助成金計約1億7800万円をだまし取った疑い。