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共同通信
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【ワシントン共同】トランプ前米大統領が私邸への機密文書持ち出しで起訴された事件で、司法妨害の共謀罪などに問われた前大統領の用務員カルロス・デオリベイラ被告が7月31日、南部フロリダ州の連邦裁判所に初めて出廷した。判事は8月10日に罪状認否手続きを実施することを決めた。米メディアが報じた。
デオリベイラ被告は前大統領が追起訴された7月27日に起訴された。この事件を巡る前大統領の初公判は、来年5月に予定されている。
デオリベイラ被告は昨年、前大統領の私邸マールアラーゴで、前大統領や付き人ウォルト・ナウタ被告と共謀し、捜査を妨害するため防犯カメラの記録を消そうとしたとされる。