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共同通信
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【ナイロビ共同】西アフリカ・ニジェールのクーデター実行組織は31日、国営テレビを通じ、クーデターで追放を宣言されたバズム政権のマスドゥ外相が、大統領府に留め置かれたバズム大統領救出のため旧宗主国のフランスに攻撃を許可したと主張した。ロイター通信が伝えた。
同外相がマハマドゥ首相の代行として、攻撃許可書に署名したと非難した。フランス政府はこれまで、バズム氏の即時解放を求めてきたものの、軍事介入の可能性には言及していない。
一方、マハマドゥ氏は31日までにフランスのテレビ番組で、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)による制裁を受ければニジェールは「破綻する」と訴えた。