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共同通信
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【ワシントン、イスラマバード共同】バイデン米政権とアフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権は7月31日、双方の代表が中東カタールの首都ドーハで会談したと発表した。米国務省によると、米側は女性らの人権抑圧をやめるよう促した。暫定政権は声明で、米国による制裁やアフガンの在外資産凍結の解除を要求したと明らかにした。
米国のウェスト・アフガン特別代表らと暫定政権のムッタキ外相らが7月30、31両日に会談した。タリバンは女子の中等教育や大学教育の停止などを続け、各国は制裁を続けている。米側は、アフガンで報道弾圧や食料危機が深まっていることへの懸念も伝えた。