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共同通信
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【ワシントン共同】米ブルームバーグ通信は7月31日、レモンド米商務長官が8月下旬に北京を訪問する計画だと報じた。米国の先端技術に関する対中輸出規制について、中国商務省と協議する可能性があるとしている。半導体規制を巡り米中の対立が激化する中、対話の糸口を探る狙いがありそうだ。
報道によると、レモンド氏は平日が8月21日からの週に北京を訪れることを計画している。ただ、米企業の利益につながる具体的な成果が見通せず、時期は確定していない。
米国は昨年10月、先端半導体の対中輸出規制を大幅強化。中国は今年8月1日、半導体材料に使われる希少金属のガリウムなどの輸出規制を発効させた。