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共同通信
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【北京共同】中国当局は1日、先月末から続いている豪雨で、首都・北京市で11人、隣接する河北省で9人の計20人が死亡し、計58万人超が被災したことを明らかにした。国営中央テレビが報じた。習近平国家主席は本格的な捜索を指示し、軍も救援活動に乗り出した。
中央気象台は7月29日、北京市や河北省、天津市などに最高レベルの「豪雨赤色警報」を発出。1日午前までの北京市の平均降水量は260ミリに上り、局地的な豪雨に見舞われた。
北京市では河川が氾濫し、山が崩れるなど各地で被害が拡大。約12万7千人が避難を余儀なくされ、約4万5千人が被災した。