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共同通信
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北海道旭川市で2021年、いじめを受けていた中学2年広瀬爽彩さんが凍死した問題で、市が設置する再調査委員会が1日、オンラインで記者会見し「当初予定していた生徒と教員への聞き取り調査をほぼ終えた」と明らかにした。
尾木直樹委員長は調査終了の時期について「重大な事案。急ぐよりも、遺族や市民などいろんな人が納得できる報告書にしたい」と述べた。約1年4カ月を要した市教育委員会設置の第三者委員会による調査よりも長引く可能性が高いとの認識を示した。
第三者委が昨年9月、最終報告書を公表。先輩によるいじめ行為があり、凍死は自殺だったと認定したが、因果関係は「不明」とし、遺族側が反発していた。