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共同通信
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1日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=142円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比54銭円安ドル高の1ドル=142円71~73銭。ユーロは03銭円安ユーロ高の1ユーロ=156円69~73銭。
日銀が大規模な金融緩和姿勢を維持するとの見方が広がり、円を売ってドルを買う動きが優勢だった。鈴木俊一財務相が同日の閣議後記者会見で円相場に関し「ちょっと環境も変わっている中で動向もしっかりと見ていきたい」と述べたことなどを受け、持ち高調整の円買いも入った。
市場では「米国との金利差拡大が意識されやすくなっている」(外為ブローカー)との声があった。