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共同通信
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経済産業省が2日発表した7月31日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査から1円90銭高い176円70銭だった。値上がりは11週連続で、2008年8月以来約15年ぶりの高値。政府が価格抑制のための補助を段階的に縮小していることが響いた。補助が予定通り9月末に終了すれば家計負担が一段と増すことが見込まれることから、延長を求める声が強まりそうだ。
サウジアラビアなど主要産油国が追加減産により、原油相場の下支えに動いていることも影響した。
軽油は1円90銭高い156円30銭。灯油は18リットル当たり23円上昇し、2096円だった。