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共同通信
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【リスボン共同】ローマ教皇フランシスコは2日、6月に腹部の手術を受けてから初の外遊先として、ポルトガルの首都リスボンを訪れた。カトリックの若者の祭典である「世界青年の日」への出席が目的で、リスボンを拠点に6日まで滞在する。
教皇は空港での歓迎式後、ポルトガルのレベロデソウザ大統領と会談した。会談後の演説では、祭典に集まった多くの若者が「希望を与えてくれる」と強調し、ロシアによるウクライナ侵攻などに触れ「武器よりも若者に投資」するように呼びかけた。
教皇は今年に入り、3月下旬に気管支炎の治療を受け、数日入院。6月には腹部ヘルニアの手術のため入院した。