台風6号、沖縄で1人死亡

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共同通信

 大型で非常に強い台風6号は2日、沖縄本島と宮古島を暴風域に巻き込みながら西寄りに進んだ。沖縄県内では倒壊した車庫の下敷きになり男性が死亡。強風で計27人がけがをし、2日午後時点で、全世帯の3割以上の約21万戸が停電した。気象庁は、台風の速度が遅く影響が長期化する恐れがあるとして暴風や高潮、高波、土砂災害に厳重な警戒を呼びかけた。

 台風は勢力を維持したまま東シナ海で速度が遅くなり、東寄りに進路を変える見通し。今後の動きは不確実だが、進路によっては九州に近づき影響が出る可能性がある。

 最大瞬間風速は2日、那覇市で52.5メートル、沖縄県南城市で50.6メートルを観測した。