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共同通信
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2日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=142円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比08銭円高ドル安の1ドル=142円63~65銭。ユーロは07銭円安ユーロ高の1ユーロ=156円76~80銭。
前日に米国の長期金利が上昇し、朝方は日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが先行。午後に日経平均株価の下落が拡大すると、投資家がリスク回避姿勢を強めたことで円を買い戻す動きが強まった。
市場では「日本の国債の利回りが上昇したことによる円買いもあったようだ」(外為ブローカー)との声が出ていた。