米ピッツバーグの銃乱射で死刑

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共同通信
2018年、シナゴーグ銃撃事件の現場近くに添えられた花束=米ピッツバーグ(共同)

 【ニューヨーク共同】2018年に米東部ペンシルベニア州ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)で11人が死亡した銃乱射事件で、同州の連邦地裁の陪審は2日、殺人罪などで有罪評決を受けたロバート・バウアーズ被告(50)の量刑を死刑と決定した。3日に判事が正式に言い渡す。

 ユダヤ人を標的としたヘイトクライム(憎悪犯罪)で、トランプ政権時代の社会の分断を象徴した事件だと指摘されていた。

 米メディアによると、被告側は統合失調症などの影響で犯行に及んだと主張。検察側は反ユダヤ主義が動機になったと指摘した。陪審は殺人のほかにヘイトクライムの罪など63の訴因全てで有罪と判断していた。