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共同通信
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【ソウル共同】韓国行政安全省は3日、南西部全羅北道のセマングムで2日夜に開かれたボーイスカウトの祭典「世界スカウトジャンボリー」の開幕式で、80人以上が熱中症のような症状を訴えたと明らかにした。韓国では連日猛暑が続き、聯合ニュースによると、当時の会場周辺の気温は30度近くまで上がっていた。
祭典は4年に1度、世界各地からボーイスカウトが集まって開かれ、今回は4万人以上が参加。消防当局によると、開幕前から125人の熱中症患者が発生し、2日だけでも75人が病院で治療を受けた。いずれも症状は軽いという。
在韓日本大使館によると、日本からの参加者が救急搬送されたとの情報はない。