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共同通信
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【ロンドン共同】中東最大の産油国サウジアラビアの国営サウジ通信は3日、サウジが7月に始めた日量100万バレルの自主的な原油減産を9月も継続すると報じた。原油相場は産油国による協調減産や需要回復への期待などを背景に上昇傾向にあるが、相場の下支えには自主減産の継続が必要だと判断した。
サウジやロシアなど主要産油国でつくる「石油輸出国機構(OPEC)プラス」は6月、協調減産の1年延長で合意。サウジはこの際、追加的措置である日量100万バレルの自主減産を7月に実施することを決め、8月も継続。9月も続けるかどうかが焦点だった。