台風6号、沖縄に再接近へ

08/03/2023

　大型で強い台風6号は4日、沖縄県の宮古島の北北西で、ほとんど停滞した状態となった。今後、進路を東に変え、5日から6日にかけて沖縄や鹿児島県の奄美地方にかなり接近する見込み。その後は日本の南を北寄りに進み、西日本でも影響が強まる。気象庁は暴風や高波、高潮、土砂災害などに警戒するよう呼びかけた。

　気象庁によると、台風6号は4日午前6時現在、宮古島の北北西約270キロにある。中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35m、最大瞬間風速は50m。中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内が風速25m以上の暴風域。沖縄は4日、奄美は5日に再び暴風域に入るとみられる。