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共同通信
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岐阜県警は3日、大麻を営利目的で譲り渡したとして、大麻取締法違反(営利目的譲り渡し)の疑いで大学3年の男=同法違反(譲り受け未遂)容疑で逮捕=を再逮捕し、新たに大学3年の男2人を逮捕した。県警は3人が所属する同県瑞穂市の朝日大ラグビー部の合宿所を家宅捜索した。
3人は交流サイト(SNS)を通じて大麻草を密売していた疑いがあり、県警は入手先や役割分担を調べる。
県警によると、再逮捕されたのは高内仁成容疑者(20)、逮捕されたのは家野悠斗容疑者(20)と茂木吉平容疑者(20)。朝日大によると、県警は複数回、合宿所を捜索した。学内に調査委員会を設置し、経緯を検証しているという。大友克之学長は「事態を厳粛に受け止め、深くおわび申し上げる。事実関係を早急に確認し、厳正に対処する」とコメントした。
3人の逮捕容疑は共謀し、6月14日に瑞穂市内で会社員の男(19)に大麻草を有償で譲り渡した疑い。7月24日に大麻所持容疑で会社員を逮捕し、入手先を捜査する中で3人の関与が浮上した。