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共同通信
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【ハノイ共同】ベトナムのボー・ティ・アイン・スアン国家副主席(53)は3日、首都ハノイで共同通信と単独会見し、政府開発援助(ODA)で日本がベトナムの最大援助国で「経済面での最重要国」だと高く評価した。市民レベルでの交流強化の重要性を強調、ポスト新型コロナウイルス下での日本人観光客の増加に期待感を示した。
スアン氏は共産党一党支配のベトナムで、党の活動を指導する中央委員会のメンバー。
スアン氏は、両国首相が5月にODAの活用を通じた両国関係の強化で一致したことを念頭に置き「新しい形」のODA実現や、さらなる投資促進を期待すると述べた。