沖縄、最大16万世帯超で停電

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共同通信
台風6号に関する沖縄県の災害対策本部会議=3日午後、県庁

 台風6号の影響で、沖縄県では3日も最大16万世帯超で停電が続いた。沖縄本島では復旧が進んだ一方、離島はめどが立っていない。県は災害対策本部会議を開き、離島の停電解消に向け、本島から電力会社の作業員を自衛隊の船舶や航空機で輸送するため、災害派遣要請を検討することを確認した。負傷者は計42人で、うち3人が重傷。

 県によると、停電が続く離島の複数の自治体で、復旧作業のための資材や作業員の輸送が必要なものの、海が荒れて船が出港できない状況だという。玉城デニー知事は対策会議後、県庁で記者団に「状況を確認でき次第、必要であれば災害派遣を要請する」と述べた。