ナワリヌイ氏への判決「不当」

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共同通信

 【ワシントン、ロンドン、パリ、ベルリン共同】米英仏独の各政府は4日、ロシアの裁判所が過激派団体を創設した罪などで反政府活動家ナワリヌイ氏(47)に懲役19年を言い渡したことを「不当だ」と一斉に非難し、弾圧をやめ、同氏を即時釈放するよう要求した。

 米国務省のミラー報道官は「不当な裁判による不当な結論だ」とし、政府に透明性と説明責任を求めるナワリヌイ氏をロシア政府が黙らせようとし続けてきたと指摘。英国のクレバリー外相は「ロシアは基本的人権を完全に無視している」と訴えた。