自転車専用レーンマップ条例案
サイクリストに即時の情報を
ニューヨーク市議会は3日、市内のすべての自転車専用レーンを示す検索可能なリアルタイムのマップを作成するよう、市交通局に求める条例案を可決した。市の道路を毎日利用する推定55万人のサイクリストの生活を、より快適にする事を目的としている。同条例案の発案者は、カルリーナ・リベラ議員と18人の共同発案者。3日午前中に議会の交通・インフラ委員会を通過した。
サイクリストはマップを使って、道路工事により生じた障害物に関する重要な情報や、臨時の自転車専用レーンなどを知る事が可能になる。また、オープンストリート、駐輪場、超小型電動車両(Eバイクや電動スクーター)シェアプログラムや駅の位置も表示され、自転車専用レーンに関する問題を報告するためのヒントも提供される。
市では現在、自転車専用レーンの安全性や、Eバイクや電動スクーターの普及をめぐる議論が再燃している。マンハッタン・ブリッジで発生した自転車専用レーンでの原動機付スクーターによる重大事故は、サイクリング・コミュニティを震撼させ、安全対策の強化を求める声が高まっている。
原付バイクは自転車専用レーンでの走行が禁止されているが、Eバイクは市の規定を満たせば走行可能だ。(3日、ゴッサミスト)
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