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共同通信
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【ワシントン共同】米国務省は5日、ブリンケン長官がトルコのフィダン外相と同日、電話会談したと発表した。ブリンケン氏は黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意におけるトルコの仲介に謝意を表明。ロシアが合意から離脱し、食料を戦争の武器にしている状態を早期に解消すべきだと強調した。
トルコと関係の深いアゼルバイジャンとアルメニアの係争地ナゴルノカラバフを巡る紛争の解決策を協議したほか、ブリンケン氏はトルコがスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟で反対から容認に転じたことに感謝の意を伝えた。