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共同通信
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福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で5日、震災犠牲者の鎮魂を祈り、福島県の合唱団と全国の有志が共に歌うイベントが開かれた。福島市在住の高校教師で詩人和合亮一さん(54)が、住民を誘導している際、津波にのまれた教え子の警察官にささげるため作詞した「光の走者よ」などを披露した。
全国各地から集まった有志を含む計約120人が、震災をテーマとした曲を中心に合唱。和合さんは新作「日没詩篇」を、書道家のパフォーマンスや音楽に合わせながら、高らかに朗読した。