石川で弾道ミサイル避難訓練

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共同通信

 政府や石川県などは7日、北朝鮮による弾道ミサイル発射が相次いでいる情勢を踏まえ、同県かほく市で避難訓練を実施した。住民や職員ら計約200人が参加し、公民館やこども園などの施設で、情報伝達や屋内で身を守る行動を確認した。

 午前10時過ぎ、防災無線から全国瞬時警報システム(Jアラート)のサイレンが流れると、こども園内にいた園児らは窓ガラスから離れた場所へと誘導され、身をかがめて机の下に隠れた。

 訓練は「X国」から弾道ミサイルが発射され、石川県に飛来する可能性があると想定。政府は本年度中に、全国各地で同様の訓練を計画している。