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共同通信
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【ソウル共同】韓国で通り魔事件が続く中、学校や駅を狙った殺害予告がインターネットで相次いでいる。警察は各地に特殊部隊を派遣して警戒し、物々しい雰囲気が社会を包む。凶悪犯罪への国民の不安が高まる中、法務省は厳罰化のため「仮釈放を認めない無期懲役刑」の新設を目指す方針を明らかにした。
ソウル郊外城南市で3日、20代の男が市民を無差別に襲った。14人が負傷し、うち60代の女性が6日に死亡した。中部・大田市の高校では4日、男性教師が20代の男に切り付けられ、意識不明となった。
交流サイト(SNS)などでは、人が多い場所での無差別殺人を予告する書き込みが急増している。