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共同通信
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ニューヨーク原油先物相場の上昇傾向が続いている。6日の取引では指標となる米国産標準油種(WTI)の9月渡しが一時1バレル=83.30ドルを付け、4月中旬以来約4カ月ぶりの高値となった。主要産油国の減産で需給の逼迫懸念が高まっている。原油相場の動向は日本でもガソリン価格などに影響を与える。
ロシアのウクライナ侵攻などの影響で上昇した原油相場は、中国の景気回復の遅れをはじめとした世界景気の不透明感から今年3月に一時1バレル=60ドル台に下落。その後、中東最大の産油国サウジアラビアの自主減産などで7月下旬に80ドルを突破した。
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