京アニ公判、裁判員を選任

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共同通信

 36人が死亡した2019年の京都アニメーション放火殺人事件で、京都地裁は9日、殺人罪などで起訴された青葉真司被告(45)の裁判員裁判の裁判員選任手続きを実施し、6人を選んだと明らかにした。補充裁判員は通常2人程度だが、上限の6人を選出した。長期審理による影響を考慮したとみられる。

 地裁によると、選定候補者は500人。辞退が許可された人などもおり、9日の手続きには63人が出席した。

 関係者によると、公判期日は9月5日の初公判から来年1月25日の判決まで予備日を除き計25回を予定。裁判員裁判としては異例の長期審理となる。