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共同通信
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ロシア外務省のザイツェフ情報局次長は9日の記者会見で、岸田文雄首相が広島、長崎での原爆犠牲者慰霊の式典でのあいさつで、ウクライナに侵攻するロシアの「核の威嚇」に言及したことについて「ウクライナ情勢は広島と長崎の悲劇とは無関係だ」と反発した。
一方で原爆投下に関し「岸田政権は、軍事的正当性のない非人道行為の加害者としての米国の役割を隠している」と主張。米国は破壊力を実証し、第2次大戦後の世界における優位性を確保するために原爆を使ったとの見方を示した。(共同)