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共同通信
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岸田文雄首相は10日午前、富山市の電子機器企業「立山科学」を訪問した。女性が働きやすい職場環境づくりに力を入れる同社の取り組みを視察。女性役員や職員らと車座対話に臨み「子育てに優しく、女性が活躍できる社会づくりを進める必要がある」と指摘した。政府が掲げる多様性に富んだ包摂的な社会実現に向けた施策の参考にしたい考え。
同社は2018年度から「女性活躍推進プロジェクト」を開始し、経営陣を含めた管理職の意識改革を進めている。政府は、東京証券取引所の最上位「プライム」上場企業で、30年までに役員に占める女性比率を30%以上とする目標を掲げている。