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コロナで大打撃のハーレム、復活
観光客、コロナ前から15%増加

パンデミックで感染率と死亡率が極めて高く、大打撃を受けたマンハッタン区のハーレムに、観光客が戻っている。過去1年間でハーレムを訪れた人は、コロナ禍前の12カ月と比べて、15%以上増加。レストランやバーにおける2022年4月~23年3月の消費額は、コロナ発生前の12カ月と比べて7%増えており、回復基調にある。
「ハーレムの街角で、さまざまな言語が飛び交っているのを耳にすると、とても嬉しくなる。コーヒーショップや小売店などあらゆる小規模ビジネスにとって、大きな原動力になり得るからだ」。
ハーレムの有名レストラン「レッド・ルースター」のオーナー、マーカス・サミュエルソン氏は力を込める。各種統計によれば、ハーレムの新築アパート価格は過去10年間で上昇、今年の平均成約価格は130万ドル以上で、13年から79%上がった。
映画やテレビ、音楽を中心に黒人文化が花開き、多くの人に知られるアポロシアターを抱えるハーレムは、もともと世界中から多くの観光客を集めていた。ニューヨーク市観光コンベンション協会によれば、昨年22年は5600万人以上が同市を訪れたという。同協会は、24年末までには19年の水準を上回る観光客が訪問すると算出しており、ハーレムの復活も大きく寄与している。(8日、ウォール・ストリート・ジャーナル)
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