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共同通信
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非常に強い台風7号は12日、小笠原諸島・父島の北を北西に進んだ。引き続き日本の南をゆっくりと北上し、15日ごろに強い勢力を保ったまま東日本や西日本にかなり接近する恐れがある。気象庁は、小笠原諸島では大雨による土砂災害の危険が高まるとし、伊豆諸島や関東、東海、近畿の沿岸では大しけになる見込みだとして警戒を呼びかけた。
大気の状態が不安定な所があり、岩手県では12日朝、線状降水帯が発生した。大槌町付近では、1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を出した。
気象庁によると、台風7号は12日午前9時現在、父島の北をゆっくりと北西へ進んだ。