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共同通信
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【ニューヨーク共同】11日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで大幅下落し、一時1ドル=145円ちょうどを付けて6月下旬以来、約1カ月半ぶりの円安ドル高水準となった。米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが広がった。
午後5時現在は、前日比18銭円安ドル高の1ドル=144円90銭~145円ちょうどを付けた。ユーロは1ユーロ=1.0941~51ドル、158円65~75銭。
朝方に発表された7月の米卸売物価指数の前年同月比上昇率が市場予想を上回り、物価高が根強いのを示したことから米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続の観測が高まった。