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共同通信
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日米両政府が、北朝鮮や中国、ロシアが開発を進める極超音速兵器を迎撃するため、新型のミサイルを共同開発する方針を固めたことが分かった。18日に予定する日米首脳会談で合意する方向で調整している。複数の政府関係者が14日、明らかにした。迎撃が困難とされる極超音速兵器への対処能力を向上させ、日米の抑止力強化を図る。
極超音速兵器は、マッハ5以上の超音速で飛行するため、レーダー探知や迎撃が難しい。戦いの在り方を一変させる可能性がある次世代兵器と位置付けられており、各国で研究が進んでいる。
浜田防衛相とオースティン米国防長官は、6月に極超音速兵器に対する技術協力推進で合意していた。