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共同通信
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【ナイロビ共同】エチオピア北部アムハラ州の町フィノテセラム中心部に13日、空爆とみられる攻撃があり、少なくとも26人が死亡した。ロイター通信が14日報じた。同州では政府軍と民兵組織との武力衝突が激化している。
攻撃実行者は明らかになっていないが、昨年11月に停戦した北部ティグレ州を中心とした紛争では、政府側によるとみられる空爆が頻発し、多くの住民が犠牲になった。
アムハラ州の民兵組織は北部紛争時、政府に協力し、反政府勢力ティグレ人民解放戦線(TPLF)と戦った。だが停戦後に政府が正規軍以外の武装解除に乗り出したことに反発し、敵対するようになった。