ブラジル人の34歳夫を起訴

Published by
共同通信

 【サンパウロ共同】堺市東区の集合住宅で昨年8月、母子が刺殺された事件で、ブラジル連邦検察は15日までに、ブラジル国籍の夫バルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者(34)を起訴したと明らかにした。罪状などは不明。ブラジルに逃亡後、大阪府警が国際手配し、ブラジルの連邦警察が今年7月に逮捕していた。

 被告は昨年8月20~21日ごろ、堺市の自宅で妻荒牧愛美さん=当時(29)=と長女リリィちゃん=同(3)=を刃物のようなもので複数回刺し殺害した疑いがある。被告は同月22日に出国。荒牧さんとリリィちゃんは24日、洋間で倒れているのが見つかった。