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共同通信
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【マニラ共同】太平洋戦争の海外戦地として最多の日本人約51万8千人が死亡した激戦地フィリピンで15日、日本大使館主催の慰霊祭が行われた。日比両国の首脳は、地域の平和や安定に向けて一層の努力を誓うメッセージを寄せた。会場のルソン島ラグナ州のカリラヤ日本人戦没者慰霊園は日本政府が慰霊碑を建立して50周年に当たり、約240人が参列した。
岸田首相は現在、両国の戦略的パートナーシップは「黄金時代」を迎えており「対話を通わせ、地域の平和と繁栄に向けて一層の協力にまい進する」と訴えた。
マルコス大統領が日本を「確固たるパートナー」とたたえ、地域の安定に向けた協力を進める決意表明も代読された。