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共同通信
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【ワシントン共同】2024年米大統領選の民主党候補指名争いで、再選を目指すバイデン大統領(80)の対抗馬を擁立すべきだとの意見が党内で浮上している。高齢不安などからバイデン氏の支持率は低調で、共和党候補に勝てるかどうかは予断を許さない。候補指名争いを活性化させ本選へ勢いをつける思惑があるが、手を挙げる民主党有力者はいないままだ。
対抗馬擁立を訴えるのは民主党のフィリップス下院議員(54)。「世代交代が必要だ」として、バイデン氏の再選出馬に公然と異論を唱えてきた。
米調査会社ギャラップによると、バイデン氏の支持率は40%にとどまり、若い民主党支持層の熱気不足が指摘される。