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共同通信
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【ニューヨーク、台北共同】台湾の頼清徳副総統は南米パラグアイ訪問を終え、復路の経由地となる米西部サンフランシスコに16日(現地時間)到着した。米代表機関の米在台協会トップであるワシントン本部のローゼンバーガー会長が出迎えた。頼氏は往路ではニューヨークに立ち寄った。
中国は、来年1月の総統選の与党、民主進歩党候補の頼氏を台湾独立派と見なし、米国立ち寄りに強く反発している。サンフランシスコの中国総領事館は頼氏を「分裂分子」と非難し「米政府と台湾側の公的接触に断固反対する」との談話を出した。
台湾メディアによると、頼氏がサンフランシスコ滞在中はローゼンバーガー氏が付き添うという。