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共同通信
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大雨の影響により、16日午前から東京―博多の上下線で運転を見合わせた東海道・山陽新幹線。午後には運転再開となったが、15日の計画運休から続く混乱は、お盆を古里などで過ごした人たちのUターンに直撃した。駅は人であふれ、車内で足止めを余儀なくされた乗客も。運転見合わせは最大約5時間半に及び「こんなに疲れた日はない」との声が上がった。
16日午前8時ごろに新大阪駅を出発した東海道新幹線。本来なら約2時間半で東京に着くはずが、約30分後には運転を見合わせたため、乗客は再開までの長時間、車内で過ごした。スマートフォンやパソコンを操作したり、電話で状況を説明したりする人もおり「やっと帰れると思ったのに…」との嘆きも聞かれた。
終日計画運休だった15日から一夜明けた16日は、始発から通常運行だったため、新大阪駅のみどりの窓口には朝から長蛇の列ができた。その後運転見合わせと知り、疲れた様子で通路に座り込む人の姿もあった。
名古屋駅構内では駅員や警察官が誘導に追われた。