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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は17日、北朝鮮の人権状況を協議する公開会合を開いた。開催を要請した日本や米国は北朝鮮が核・ミサイル開発を優先して自国民の人権を侵害していると追及する構えだ。北朝鮮の人権に関する公開会合は約6年ぶり。
オンラインで参加したターク国連人権高等弁務官は北朝鮮による日本や韓国の拉致被害者とその家族の高齢化に触れ「手遅れになる前に(解決に向けた)あらゆる努力が必要だ」と訴えた。
北朝鮮は15日に「国家の尊厳と自主権に対する乱暴な侵害だ」と安保理会合を非難する金先敬外務次官(国際機構担当)の談話を出した。