奪還作戦に集束弾使用か

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共同通信

 【キーウ共同】米CNNテレビは17日、反転攻勢を続けるウクライナ軍が、奪還した東部ドネツク州の集落ウロジャイネでの作戦で、クラスター(集束)弾を使用した可能性があると報じた。敗走するロシア軍部隊に撃ち込んだとみられるが、米国が供与したクラスター弾かどうかは確認できないとしている。

 クラスター弾は親爆弾から数個~数百個の子爆弾をまき散らし、一部が不発弾として残る。このため数十年にわたり、民間人が危険にさらされる可能性がある。使用を禁止しているオスロ条約にロシアとウクライナは未加盟で、既に双方がウクライナで使っている。