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共同通信
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岐阜県大垣市の住宅から現金約2200万円が入った金庫や商品券が奪われた事件で、県警は17日、強盗致傷などの疑いで静岡県の20代男を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。東京・銀座の高級腕時計専門店で起きた強盗事件に関与したとして起訴された男(19)ら2人も再逮捕する方針で、既に逮捕されている5人と合わせて逮捕者は計8人となる。県警は役割分担や指示系統などグループの全容解明を急ぐ。
20代男は共謀して5月2日、大垣市の男性会社役員宅に押し入り、男性に暴行してけがを負わせた上、金庫などを奪った疑いが持たれている。
再逮捕されるのは、銀座の高級腕時計店で起きた強盗事件に関与したとして起訴されている梓沢竜磨被告と、東京都江東区の住宅に押し入ったとして強盗罪などで起訴された30代の三尾寿人被告。梓沢被告は特定少年として氏名が公表された。
岐阜地検は7月、逮捕された5人のうち2人を強盗致傷と住居侵入の罪で起訴。他の2人は初等・中等(第1種)少年院送致の保護処分となり、1人は処分保留で釈放された。