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共同通信
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愛知県の大村秀章知事は17日、LGBTなど性的少数者や事実婚のカップルらと暮らす子どもを家族として公的に証明し、行政サービスを受けられるようにする「ファミリーシップ制度」を来年4月に導入すると発表した。県によると、都道府県レベルでの導入は初めて。
同県は現在、カップルのパートナーシップ制度を導入しておらず、制度の在り方を検討していた。カップルだけでなく、子どもを含む制度を導入する自治体が広がっていることから、ファミリーシップ制度を導入することに決めた。
9月に制度設計案を専門家でつくる審議会に示す。専門家の議論やパブリックコメントなどを経て、来春の制度運用開始を目指す。