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共同通信
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【ワシントン共同】米議会襲撃事件に絡み起訴されたトランプ前大統領の弁護団は17日、ワシントンの連邦地裁に提出した書面で、初公判を2026年4月に設定するよう求めた。米メディアが伝えた。前大統領が出馬する24年大統領選以降に裁判を引き延ばす戦略。捜査を進めた特別検察官側は24年1月2日の開催を求めている。
初公判期日は、特別検察官側と前大統領側の双方の意見を踏まえて今月28日に同地裁のチュトカン判事が設定する。前大統領側は書面で、特別検察官側が求める初公判期日は単純な軽犯罪事件に比べても早く「弁護側の準備期間を奪う狙いだ」と非難した。