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共同通信
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JR東日本は17日、神奈川県鎌倉市のJR東海道線で電車が電柱とぶつかった事故を受け、管内の路線にある同様の電柱を緊急点検し、約8700本について異常は確認されなかったと発表した。電柱の根元をさらに詳しく調べるため、63本を追加点検する。
JR東は事故後、在来線や新幹線の線路脇にある設置から40年以上の電柱の傾きや架線のたるみなど確認。いずれも問題がなかったとしている。
15日に開催した社内の対策検討委員会で、同種電柱の根元の劣化具合を調査する必要性が指摘されたことから、20日にかけて、8700本のうち32本を含む計63本でひび割れや柱内の鉄筋露出などがないか重点的に調べる。