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共同通信
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【テヘラン共同】イランのアブドラヒアン外相は18日、訪問先のサウジアラビア西部ジッダでサウジの実権を握るムハンマド皇太子と会談した。国営イラン放送が伝えた。中東で対立してきたサウジとイランは3月に中国の仲介で外交関係の正常化で合意。実力者ムハンマド皇太子とイラン政府高官の会談で、両国は和解の具体的進展を印象付けた。
会談では、両国の事実上の代理戦争となってきたイエメン内戦の終結に向けて議論した可能性がある。
アブドラヒアン氏は17日にサウジのファイサル外相と会談し、安全保障や経済の分野で両国間の合意事項を前進させることを確認していた。