Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】ミサイル技術に詳しい米マサチューセッツ工科大のセオドア・ポストル名誉教授は17日、北朝鮮が7月に発射した新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」について「ロシアが技術協力した可能性が高い」と分析した。米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)への寄稿で語った。
ポストル氏は火星18に関し、ロシアのICBM「トーポリM」に形状や飛行経路のデータが酷似していると指摘した。火星18は固体燃料エンジン搭載型で、エンジン試験から数カ月のうちに発射にこぎ着けるなど能力を向上させており「ロシア政府や技術者の協力なしには説明しがたい」と強調した。