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共同通信
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太平洋戦争後期の1944年、沖縄を出港後に鹿児島沖で米潜水艦に撃沈され、約1500人が犠牲になった学童疎開船「対馬丸」をテーマにした学習会が19日、鹿児島県・奄美大島の宇検村で開かれた。沖縄県が主催。沖縄と奄美双方の児童や生徒ら約60人が参加し、戦争の歴史や平和の尊さを学んだ。
宇検村には対馬丸が沈没した当時、多くの遺体が漂着。海岸には慰霊碑がある。参加者は、対馬丸が撃沈された経緯を学んだ後、慰霊碑を訪れて献花。黙とうをささげた。
沖縄県の中学1年中村音色さん(13)は「兄弟に学んだことを伝えていきたい」と話した。